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ペットお役立ち情報 コラム「どうぶつのお医者さん」

 

2008.1.7 ワンちゃんのシャンプー(獣医師:Y・A)

高温多湿な夏場ワンちゃんは皮膚病になることが多々あります。
こういった皮膚病の予防、治療、早期発見には定期的なシャンプーをすることが効果的です。
今回はシャンプー方法についてのお話です。

いろいろの毛質、毛の長さのワンちゃんがいますが、基本はみな同じです。
以下シャンプーの方法です。

1. ブラッシング
シャンプー前にブラッシングをし、毛玉をとったり、皮膚の状態をチェックしましょう。
短毛腫ではほとんど必要ありませんが、長毛種であれば必須です。

2.体をぬらす
ブラッシングの後はワンちゃんの体温と同じ38〜39度のぬるま湯で体をぬらしていきます。
足先やお尻からシャワーをかけていき頭までぬらしますが、目や耳にお湯が入ることを嫌うので手でふさいだりして入らないように気をつけます。
毛の長さや皮脂の量によってぬれ具合も違ってくるので、十分に全身がぬれるまではシャワーをかけてください。

3.シャンプー
シャンプーをすこし薄め体を洗っていきます。体の正中にそって皮脂がでやすいのでその部分は念入りに泡立てがら洗います。
このとこ爪をたててしまうと皮膚を傷つけてしまいやすいですから、指の腹でマッサージすることを気をつけてください。

4.すすぎ
全身洗えたか確認し、再びぬるま湯ですすぎます。シャンプー剤がのこっているとそれが刺激になって皮膚病になることもあるので念入りにすすいてください。
また長毛種は乾かすときに毛玉になり易いので、このときにリンスを行います。

5.乾かし
すすぎがおわった後、水をすこしきって、バスタオルなどで体を拭きます。その後ドライヤーで乾かします。ドライヤーの大きな音でおびえたりするワンちゃんもいますので、最初は遠くからあて、徐々に近づけるようにしてください。
またこの時必要以上にドライヤーをあてるとヤケドをしたり、ドライスキンになってしますので、状態をみながら乾かしてください。
ただし、足の指の間に水気が残っていると、そこが蒸れて皮膚炎になりやすいので、足の指の間だけはよく乾かすことをお勧めします。

まとめ
ワンちゃんのシャンプーは汚れてしまったりした場合を除き、通常は月に1度でよいといわれています。
ただし、皮膚病だったり、皮脂がでやすい場合などはもっと頻繁にシャンプーすることも必要となります。
皮膚病は経過は早いですが、完治するのに時間がかかることが多いです。
シャンプー時に何か皮膚に異常を見つけた場合は早めに動物病院で診察を受けてください。

2008.1.7 胃捻転・胃拡張(獣医師:Y・A)

胃捻転・胃拡張症候群という病気をご存知でしょうか?
この病気は突然発症し、死亡率も高い病気です。
今回はこの胃捻転・胃拡張についてのお話です。

症状
突然膨らんだ胃が捻れてしまうことで起こるので、以下のような症状がでます。

  • 腹囲膨満(ガスが貯留してしまうため)
  • 嘔吐(吐こうとして何もでないことが多い)
  • 体を丸め、腹部を痛がる
  • 虚脱
  • 粘膜蒼白、ショック

また進行すると胃だけではなく、他の腹部臓器(脾臓など)を巻き込んだり、血管が圧迫され、血液循環がわるくなり、心臓に負担をかけたりや、全身性の血液の凝固不全をおこすこともあります。

原因
原因は不明といわれていますが、胸腔の深い大型犬の中〜老年に多いので胃の運動性が関与していることや、食餌の量と回数、食後直後の運動などが原因のようです。

治療
この病気は治療をしないと数時間で死亡してしまうことがほとんどですので、緊急の処置が必要となります。
ショックなどを起こしているようであれば輸液や薬によりまずそれを治療し、その後全身麻酔をかけ胃内のガスをチューブで抜く処置を行います。
ガスが抜けた時点でレントゲン検査などで捻転が確認されてば、開腹手術にて捻れた胃を整復します。
ただし整復しただけでは9割再発してしまうので、胃を腹壁に固定する手術も同時に行います。
この手術を行った場合の再発率は1割弱といわれています。

予防
予防には以下のことが挙げられます。

  • 食餌を少量で、頻回(1日に4回ほど)に分けて与える
  • 食後の運動を控える
  • 好発犬種(グレート・デーン、アイリッシュ・セッター、ジャーマン・シェパード、アフガン・ハウンド、秋田犬、ド―ベルマンなど)の場合は予防的胃腹壁固定も考える

胃捻転・胃拡張は急に起こる病気です。
夜中などに起こっても対処できる動物病院を普段から見つけておくことをおすすめします。

2008.1.7 猫の便秘(獣医師:Y・A)

何日もウンチをしていない猫がずっとトイレに入って出てこず、排便の姿勢ととっていても何もでない、そんなお話をよくききます。
猫も人と同じように便秘になります。
今回はそんな猫の便秘についてのお話です。

原因
便秘の原因には以下のものなどが挙げられます。

  • 老齢:腸の蠕動運動が低下することによりおこります。
  • 骨盤狭窄:骨折などにより骨盤は狭くなることでおこります。
  • 巨大結腸症:上記の原因などで便秘が続いたり、腸の蠕動運動を支配する神経の異常によりおこります。

症状
やはり便秘ですから、排便の姿勢をとっても便がでてこないことが見受けられます。
(ただし、尿がでない尿道閉塞と勘違いすることもあるので注意してください。)
また、その他には嘔吐、脱水、腹痛、食欲低下などの症状もみられます。

治療
軽度のものであれば繊維質の多い食事に変えたり、水をたくさん飲ませるようにすることで改善します。
あまりひどい場合は人と同じように浣腸をしたり、下剤を飲ませたりしますが、脱水がひどくなったりや、習慣的につかうと効かなくなってくる下剤もあるので、獣医師の指示が必要です。

あまりウンチがでなくて、何度もトイレに行くようなことがあったらネコちゃんのお腹をさわって、ウンチが詰まっていないか確認してみましょう。

2008.1.7 犬の顔(獣医師:M・O)

犬の顔の構造はほとんど人間と同じです。ただ人は犬に比べて表情が豊かな分、筋肉の種類が多く、これらの筋肉を用いて笑顔や怒った顔などいろいろな表情をつくっています。
犬の表情をよく観察すると、結構いろいろと感情が顔に出ているものです。特に怒っているときなどは鼻の上にしわをよせて、きばをむき出します。また、耳を動かす耳介筋もよく発達しています。

顔の長い犬と丸い犬など犬の顔は実にさまざまです。目のつきかたやマズルの位置も犬によってさまざまです。これは人間が品種改良を行った結果です。もともとの犬の原型はいわゆるマズルが長く、耳がピンと立ったシェパードのような顔です。交配を繰り返していく中で特徴的な性質を強化してきた結果、現在あるような品種が出てきました。

丸い顔の犬はあごが短いため相対的に牙に伝わる力が強くなります。ブルドックなどは闘うことを目的として作出されたため、強く噛み付くためにあごが横にひろがった形になりました。

また丸い顔は愛らしいということもあり、人々に好まれ次々と作出されました。
犬が人間と暮らすようになってから2万年以上たちますが、丸い顔の犬はここ200〜300年前から出てきたとのことです。人々の暮らしがかわり、愛玩犬としての用途がひろまるにつれて、丸い顔の犬が増えました。

丸い顔の犬は歯がはえるスペースが少ないため、歯並びが悪くなることや、鼻のスペースが少ないため、臭覚が劣ることもわかっています。またシーズーなどは特に目が出ているため角膜を傷つけ易いということもあります。

最近では純血種と純血種のかけあわせの犬が増えて、人気も出てきているようです。とてもかわいらしいものですが、犬の特徴をよく知って、それぞれにあった飼育をこころがけてあげましょう。

2008.1.7 治療にかかる費用(獣医師:M・O)

動物病院にかかる際に気になるのが費用。いったいいくらかかるんだろう?この子の病状も心配だけど、費用も心配。。。というのが実際のところではないでしょうか?でも費用のことはなかなか言い出し難いし、とお感じの飼主様も多いと思います。

実際動物病院での診療費は、各病院の裁量で決められており、基準となるものは特にありません。とはいっても、地域や診療内容でだいたい相場というのはあります。

人間のような公の健康保険制度はありませんので、全額負担となりますと、例えば一時的な消化器症状で検査を伴った場合、完治まで数万円などということもめずらしくありません。ましてや、入院や手術ということになると数十万円単位でかかってしまうこともあります。
 
しかしながら、あくまでも、うけることになる獣医療に関しての最終決定権は飼主様にあります。「どのような治療選択肢があって、それらによりどれだけの回復が期待できて、治療に要する費用の目安はどの程度か」ということをしっかりと説明をお受けになって、飼主さんの経済的および家庭の事情などに一番適したものをお選びになるとよいでしょう。

負担可能な範囲をあらかじめ動物病院側に伝えておくことは重要なポイントとなります。
また、希望する治療を費用のためにあきらめなくてはならないような場合は、支払い方法の相談もうけてくれる病院もありますし、分割など可能な場合もありますので、是非相談されてみることをおすすめいたします。

またペットの健康保険に加入されておくと更に安心ですね。
予防で防げる病気に関してはこれに勝るものはありませんので、ワクチンや避妊去勢、フィラリアなどの予防プログラムはしっかりとこなされるとよいですね。

2008.1.7 草を食べるワンちゃん(獣医師:M・O)

ワンちゃんはお散歩のときに草を食べることがありますが、これはどうしてでしょうか?

決して野菜のかわりに食べているということではありません。犬は狼を先祖とする動物で本来は肉食動物です。しかし、人間とともに暮らしてきた過程で雑食の食習慣になってきました。何らかの栄養が足りないから草を食べるのか?ということでもありません。バランスの良いドッグフードを食べていても草を食べる犬はいます。また犬はたとえ草を食べてもそれを消化することができません。雑草にはセルロースという線維成分が多く含まれていますが、犬はこのセルロースを消化する酵素を持っていません。草についた塩を取っているとか、寄生虫を駆除するために虫下しの効果を期待しているとか、植物の薬理作用を本能的に知っているからだとか、様々な説がありますが、いずれも実証されていません。

草をよく食べる犬には胃酸過多の場合が多い
1つわかっているのは、草をよく食べる犬には胃酸過多の場合が多いということです。犬が食べる草には比較的固い葉が多く、クローバのようなやわらかい葉よりも稲科のツンツンした葉をよく食べます。しかし、犬の歯は草食動物の歯のようにそれらをすりつぶすことができるような構造にはなっていませんので、そのまま飲み込んでしまいます。そして、草を食べたあとに吐くということがしばしば起こります。このことから、犬が草を食べるのはおなかの調子が悪いときに吐いてしまったほうが楽になるためではないかとも考えられています。

極力口にすることは避けるようにして
ただし、道端の草を食べることにより、農薬や肥料など有害なものを口にしてしまう危険がありますし、他のイヌの糞などが付着している場合もありますので、極力口にすることは避けるようにしてあげましょう。もし、犬が草を食べたがる場合は前述のように何らかの体の異常の注意信号という場合もありますので、よく様子を見ていただき、様子がおかしいようであれば、早めにかかりつけの獣医師に御相談ください。

2007.12.20 年末年始のワンちゃん(獣医師:M・O)

なにかと気ぜわしいこの季節。ワンちゃんたちの生活も影響を受けます。飼主様がお忙しくされているとワンちゃんたちもストレスがたまったりますし、また、ワンちゃんがいつもと違うなどのサインを見逃してしまいやすい時期です。

年末年始のご馳走はなにかとワンちゃんにとっても魅力的なものですが、極力普段と同じ食事をこころがけてください。お客様の来訪や旅行などで普段と違う生活状況もワンちゃんにとってはストレスの一因となります。体調変化に十分気をつけてあげてください。

ワンちゃんはもともと寒さには強い動物ですが、いくつか気をつけていただくとこの時期を快適にすごしてもらえることができます。日中と夜中の気温の変化が少なくなるようにしてあげましょう。特に高齢犬や心臓病のあるワンちゃんは温度変化に注意が必要です。
天気の良い日は積極的に散歩や運動へつれだしてあげましょう。
夏場より運動量が減りますが、寒さにより体重あたり必要摂取カロリーは増えます。体重チェックと食事量の見直しをしてあげましょう。また、寒い時期は飲水量が減りますが、新鮮な水をいつでも十分飲めるように用意してあげてください。
日々のブラッシングで血行を良くし、抜け毛を取り除いてあげましょう。毛つやも出て、春にはきれいな生え変わりが期待できます。

寒い時期は抵抗力が落ち、感染症にもかかりやすくなります。
下痢嘔吐などの消化器症状や、くしゃみ鼻水咳などの呼吸器症状、頻尿や血尿などの泌尿器症状などに注意してあげてください。

こじれてしまうと治療も難しくなり、ワンちゃんや飼主様の負担も大きくなりますので、健康管理には尚一層の配慮をしてあげましょう。

かかりつけ医の休診日をチェックして、特に持病のある子は年末年始を含めた緊急時の対応についても相談しておかれるとよいですね。

2007.12.20 お腹の中にできるがん(獣医師:M・O)

ワンちゃん猫ちゃんも高齢になると、がんの発生率が高くなりますが、中でもお腹の中にできるがんは見た目にはわかりづらく、症状が出て発見したときには手遅れになっていることも多い病気です。

お腹の中にできるがんとしては、胃、腸、肝臓、膵臓、副腎、リンパ節、腎臓、膀胱、前立腺、卵巣、子宮などにできるさまざまなものがありますが、泌尿・生殖器にできるものは切除により完治も望める場合もありますが、それ以外のものでは症状が出て発見されたときには転移などが起きてしまっていることや、また、他の部位などからの転移であることも多く、外科切除に成功してもその後放射線療法や化学療法などの抗癌治療が必要になることも多いです。

胃・小腸の腫瘍
いわゆるがん(腺がん、リンパ肉腫、平滑筋肉腫など)のほか、平滑筋腫や腺腫様ポリープなどの良性の腫瘍もあります。症状は嘔吐下痢や元気食欲の減退、体重減少、腹部痛や吐血、下血、貧血などが起きます。

大腸の腫瘍
いわゆるがん(腺がん、扁平上皮がん、リンパ肉腫)のほか、炎症性、過形成性ポリープ、平滑筋腫、脂肪腫などの良性の腫瘍もあります。症状は出にくい場合が多いですが、便に鮮血が混ざったり、下痢などの症状がみられます

肝臓の腫瘍
肝臓がん(腺がん、リンパ肉腫)では他の部位にできたがんが転移したものが多く、はじめから肝臓にがんができるケース(原発性)は比較的まれです。元気食欲不振、嘔吐、下痢、貧血、黄疸などの症状が現れます。また、肝臓が腫れたり、腹水がたまってお腹がふくれてくることもあります。また発作などの神経症状が出る場合もあります。

膵臓の腫瘍
インスリノーマといって、インスリンを分泌する腺組織が腫瘍化するものがあります。これにより、低血糖状態が起こります。

副腎の腫瘍
副腎が腫瘍化するとコルチゾールというホルモンの分泌が過剰になり、これにより、免疫力の低下やインスリンの働きが妨げられたりなどの障害がおこります。

膀胱の腫瘍
大部分は移行上皮がんという悪性腫瘍です。そのほか扁平上皮がん、腺がんなどの場合もあります。乳頭腫、平滑筋腫などの良性腫瘍もあります。尿に血が混ざったり、尿が出にくい、排尿回数が多いなど、膀胱炎と似たような症状が現れます。

生殖器系の卵巣子宮のガンは、避妊手術をすることによりリスクがゼロになりますし、雄の前立腺の腫瘍も去勢手術によりかなりの確率で予防することができます。

予防できるものはしっかりと予防をし、このように外からはわかりにくいですので、定期的な健康診断で早期発見早期治療につとめてあげましょう。

2007.12.20 ワンちゃんのしゃっくり(獣医師:M・O)

しゃっくりは横隔膜の痙攣によって起こります。
人間と同様、病的なものではありません。

ワンちゃんがしゃっくりを始めると心配される飼主様が多いですが、一般的には問題ないです。

特に子犬はしゃっくりの出る子が多いようです。成長につれて症状がなくなる場合がほとんどです。
また食後にも多いようです。

あまり長く続いているようであれば
飼い主様が胃の上の方(みぞおちあたり)をそうっとてのひらでぐっと数回押し上げていただくととまることがあります。
他には指に水をつけてなめさせると止まる場合もあります。

しゃっくりが起きるワンちゃんで、1つだけ確認していただきたいことがあります。
可能性は低いですが、飼主様がしゃっくりと思われているものが、実はそうでない場合です。
たとえば咳やくしゃみ、などの呼吸器系の刺激や上部気道の炎症などの異常によって起きているものをしゃっくりと間違われている場合です。判断が難しいようであれば、症状が出ているところを携帯電話やデジカメの動画などに記録していただき、診察の際に持っていかれると獣医師の判断に大変役立ちます。

一般状態は特に問題ないようであれば、次回何かの機会で病院に行かれる時にでも、かかりつけの獣医師に確認してもらってください。
もししゃっくりでなく上記のような症状の場合は治療が必要になることもあります。

2007.12.20 前立腺肥大(獣医師:M・O)

5歳以上のオス犬に多くみられる前立腺肥大。便秘が続く、便が細くなった、量が少なくなった、などの症状がある場合には、前立腺肥大の疑いがあります。

前立腺は、精液中の精子以外の液をつくったり分泌したりする器官で、膀胱の出口に尿道を取り囲む形で存在しています。

犬の前立腺は卵型あるいは球形をしています。大きさは年齢や体重、犬種にもよりますが、例えば5〜6歳中齢期で10キロ前後の中型犬の場合、正常な大きさは直径2〜3cmくらいです。

前立腺肥大はこの前立腺が大きくなって、大腸を圧迫し、うまく排便できなくなる病気です。早い場合には2歳ごろから肥大が始まりますが、多くは5歳以上の犬に見られます。

人では前立腺肥大になると、肥大した前立腺が、膀胱、尿道を圧迫して、尿が出にくくなったり、頻尿になるなどの排尿障害が起こります。
犬と人では臓器の位置関係が異なりますので、犬の場合は排尿障害はめったにおきませんが、前立腺の真上にある大腸が圧迫される状態になることにより排便障害が起こります。

ただし、排便障害の症状が現れるのは肥大がかなりすすんでからです。少し肥大した程度の段階では、前立腺が膀胱と一緒に体の前方にずれますので、大腸を圧迫するにはいたりません。

診断は直腸検査などの触診や、レントゲン、超音波検査などで行います。
前立腺が大きくなる病気にはその他、前立腺嚢胞、前立腺腫瘍、前立腺膿瘍などもありますので、注意が必要です。

前立腺肥大の治療は去勢手術が効果的です。反応が良い場合は、手術後1週間くらいから前立腺の縮小がみられ、症状が改善する場合もあります。

なんらかの事情で去勢手術が出来ない場合は、ホルモン剤による治療もありますが、薬による貧血などの副作用の懸念もありますので、長期の継続治療の場合は慎重に行います。

最も、早い時期に去勢手術をしてあげることが、前立腺肥大の一番の予防になります。
できる予防はしっかり行って、病気を防いであげましょう。

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